2011年01月30日

★巣箱取り付け完了

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 ようやく、取り付けが完了しました。
 あとは、この巣箱の主が来てくれるのを待つばかりです。誰かのブログにありましたが、フクロウの巣箱にオオコノハズクが一泊していったとか。どんなお客様が泊まりに来られるのか、楽しみです。(友人はいいところムササビ、もしかしたらスズメバチの巣ができるか、なんて笑っていました-.-#)
 
 動きがあったらまたこのブログ上でご報告しますが、日中のみですが右上のライブカメラからこの巣の様子をのぞいてみてください。
posted by こけこっこ at 16:24| Comment(0) | webカメラ

★巣箱を樹木に取り付ける

 まず、取り付け場所です。
 こけこっこ家の周りは幸い森に囲まれています。南側にクリ・コナラ・カエデ類からなる落葉樹林があり、東側はスギの人工林です。フクロウの鳴き交わしを聞くのもこの辺りなので、落葉樹林と人工林の境に取り付けることにしました。こけこっこ家からは南側50mほどの距離にあるクリに巣箱を取り付けます。ここならばどうにか無線LANも届きます。下の写真は取り付けた後の写真。
日光の森の巣箱

 さて、そのクリは胸高直径が30センチ、高さ15mほどの木です。取り付ける高さは地上から約7mにしました。これはハシゴの長さの都合と、前述の「朝日庄内森林環境保全ふれあいセンター」のサイト http://www.rinya.maff.go.jp/tohoku/syo/asahi/siryou/subako.html におおよそ5mの高さに取り付ける旨が書いてあったからです。
 取り付ける位置は決まりましたが、高さ75センチ、15kgもある巣箱を、しっかりとできるだけ水平に樹木にどのように取り付けるか悩みました。いろいろと考えた結果、巣箱本体とは別に木に台座を固定し、その台座に巣箱を金具ではめ込む方法にしました。
 これは、巣箱の水平を台座を水平に取り付けることにより確保できること、また、垂直は台座と巣箱の間の金具の長さで調整できること、この二点からです。
 下の写真がその台座です。左側に出ている手のような板で樹木を抱えるようにして固定します。固定方法は本来ならばロープなどを利用することが木のためにはいいのですが、巣箱の重さがかなりあることと枝がない場所に固定しなくてはならないため、でできるだけ短めのビスで固定させていただきました(クリの木さんお許しください)。いずれいい方法を考えてみます。
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 巣箱と台座の間の金具は、ホームセンターなどで売っている矢崎化工(株)のイレクターという製品を利用しました。http://www.diy-life.net/ 取り付けるクリの木が垂直ではないため、イレクターのパイプの長さで調整しました。下の写真で上下でそのパイプの長さが違っているのがわかると思います。
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 金具は下の写真のように巣箱に取り付けました。
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 そして、あらかじめ台座をクリの木に固定し、友人に手伝ってもらい巣箱をロープで持ち上げて金具を台座にはめ込み、巣箱を固定します。それにしても巣箱は重かった。
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posted by こけこっこ at 16:15| Comment(0) | webカメラ

★WEBカメラ

 巣箱の塗装が乾いた後、WEBカメラを取り付けました。カメラはPLANEX製のCS-W05Nという機種。アマゾンで1万円以下で買える安価な機種で、画質はあまり良くありませんが、無線LAN対応で消費電力が2.8Wと小さいほか、固定IPがなくてもプロバイダ経由でWEB上に映像を無料で配信できるダイナミックDNSという機能も備わっており、そこそこ充実していたのでこれにしました。http://www.planex.co.jp/product/camera/cs-w05n/ 最近は暗くなると自動的に赤外線カメラに切り替わる優れものも出ているようですが、高価なので断念。
 巣箱に取り付けると下の写真のようになります。
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 しかし、撮影画角が水平:44°、垂直:34°と狭いため、携帯カメラ用の広角レンズアダプターを取り付けたところ、垂直56°まで写るようになり、巣箱の穴ぎりぎりから底面いっぱいが写るようになったのでこれで良しとしました。日中は下の写真のように写ります(画質悪〜い)。
 ライブカメラは右上の「★巣箱ライブカメラ★」から見られます。
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 フクロウの巣箱カメラは「我孫子鳥の博物館」のものが有名です。http://field.bird-mus.abiko.chiba.jp/strix/
 この巣箱カメラは鮮明で夜間も赤外線カメラでライブ配信しているのでフクロウの動きが良くわかります。でもフクロウには十分配慮しているようで、抱卵直前にフクロウがカメラの電源ライトを気にしているようだからと、夜間カメラの電源を切ったりしています。この気遣いが繁殖成功の秘訣なのでしょうね。ちなみに2010年はに2羽が巣立っています。
 日光のこの巣箱は赤外線カメラではありませんので、自然光が巣箱の穴から入ってくる日中のみの映像になります。いずれお金がたまったら赤外線カメラにシフトできればいいと思います。

 我孫子の映像のログを見ると、2月下旬から3月中旬まで親が巣を偵察している様子がうかがえます。そして3月18日からは巣の中に親が入り、産卵したようです。日光は寒いのでもし来てくれるとしてもまだまだ先かもしれません。
posted by こけこっこ at 15:12| Comment(2) | webカメラ

★巣箱づくり

 巣箱づくりは初めての経験です。まず、フクロウが好む巣箱は何かをネットで探しました。ところが意外に情報が少なくて探すのに時間がかかりましたが、「朝日庄内森林環境保全ふれあいセンター(東北森林管理局)」のサイト http://www.rinya.maff.go.jp/tohoku/syo/asahi/siryou/subako.html にフクロウの巣箱の標準的なサイズが記載されていて、これを元にサイズを検討し、巣箱を設計しました。
 参考までに設計図をPDFファイルで添付します。
フクロウ巣箱.pdf

 巣箱の材料は、十数年前に自宅の増築で使った無垢のフローリング材などを再利用しました。でも、壁材は日光産ミズナラ、屋根材は北海道産シウリザクラ、構造材は会津産ブナと、自然素材てんこ盛りでちょっと贅沢な感じでいいでしょう。この材料を木ねじで組み立てていきます。
 また、後のメンテナンスのため、片側の屋根が開くようにして、底の清掃やWEBカメラ取り付けができるようにしました。
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 直径15センチの入り口は摩耗することが多いと考え下面のみ二重にしてあります。底は排水を考え15mmの穴を9カ所開けました
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 最後に植物性のオイルを全体に塗ってしみこませましたが、屋根だけは雨が直接当たるので防腐塗料を塗り、とりあえず完成です。
 ほんとうにフクロウがこれに入ってくれるのか、かなり心配です。
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posted by こけこっこ at 13:20| Comment(0) | 日記

★フクロウが住める森

 大きな木の祠(ほこら)に巣を作るフクロウが繁殖できる環境は限られています。日光は自然豊かな地という印象をお持ちの方が多いのですが、実は人工林という形で人の手の入った森がとても多いのです。これは国立公園の核心地である戦場ヶ原周辺の奥日光も例外ではなく、ちょっと奥に入ると大規模なカラマツの人工林が広がっています。こけこっこの住む東照宮近くの日光市街地でもスギやヒノキの人工林が多く、その森は長期間の木材価格の低迷などから手入れ(投資)する所有者が少なくて、その結果暗く、とても単調な植生となり、豊かな森とは言い難いのが現状です。
 でも、フクロウはこけこっこ家の近くではその鳴き声をしばしば聞かせてくれます。人工林が多い植生の中にぽっかりと空いた伐採跡地などに出てくるネズミなどが目当てなのかもしれませんね。祠のできる大きな木が少ないこの環境の中で、フクロウたちはどこにねぐらを持っているのでしょう。
 このようなことから、少しでも本来の自然に近い状態で繁殖してくれることを願って、フクロウの巣箱を作ることにしました。そしていつ産卵し、雛が巣立つのか、そんなこともわかったらうれしいので、WEBカメラを取り付けてモニターすることにしました。
 とはいっても、必ずしも巣箱にフクロウが入ってくれるとは限りません。フクロウのお好みもよくわからない状態ですが、徐々に理想的な環境となるよう試行錯誤を繰り返して、いずれ目的を達成していきたいと思います。
 このサイトは、フクロウの巣箱づくりから巣箱の設置、うまくいけばフクロウが気に入ってくれて産卵し、雛を育ててくれるとすれば、その一連の過程を紹介していきたいと思います。
日光の森の巣箱
posted by こけこっこ at 12:28| Comment(0) | 日記